「ぼっち・ざ・ろっく!」の表紙は事件である

はじめましてこんにちは。
よく来たな。
私の名前はモサ。
しがないきらら好きだ。

本日(2/19)はきららMAXの発売日である。
今月号の表紙は「ぼっち・ざ・ろっく!」だ。

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これは事件である。
何故事件なのか?
きらら系の雑誌の表紙はアニメ化作品が飾ることが
多く、非アニメ化作品が表紙を飾ることは
非常に稀であるからだ。

と、いうのが私の感覚である。
あくまで感覚だ。
実際はどうなのだろうか?
本当にきらら系の雑誌の表紙はアニメ化作品ばかり
なのだろうか?

そういうわけで、調べてみました。
期間は2019年3月号〜2014年4月号の過去5年間、
調査方法はきらら公式HPのバックナンバーの
ページを見てカウントしました。
(調査を過去5年間としたのは、あまり古い号も
入れると「最近の」きららの傾向から外れると
考え、この区切りとしました)
(表紙となった号ではまだアニメ化してない作品も
その後アニメ化していれば「アニメ化作品」
としてカウントしています。ご了承下さい)

それでは、雑誌毎に調査結果を発表していこう。

①きらら本誌

まずは毎月9日発売のまんがタイムきらら
通称「きらら本誌」からである。
結果から述べると、
非アニメ化作品の表紙は17回、
確率にして17/60=約28%である。
大体4回に1回は非アニメ化作品が表紙に
なっていることになる。

続いて内訳を見てみよう。

棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜(6回)

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2018年6月号
2017年3月号
2016年3月号
2015年7月号
2015年3月号
2014年11月号

けいおん!Shuffle(3回)

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2019年3月号
2018年10月号
2018年8月号

・こはる日和(3回)

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2017年11月号
2016年12月号
2016年4月号

・箱入りドロップス(2回)

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2015年8月号
2014年12月号

チェリーブロッサム!(2回)

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2015年5月号
2014年4月号

・甘えたい日はそばにいて。(1回)

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2018年9月号

以上の6作品である。
棺担ぎのクロは約1年に1回表紙になっており、
最終回も表紙と、人気作品だったことが伺える。
また、けいおん!Shuffleはまだ連載開始してから
8ヶ月だが既に3回も表紙を飾っており、
期待の高さが見てとれる。

きららMAX

続いて毎月19日発売のまんがタイムきららMAX
である。
こちらも結果から述べると、
非アニメ化作品の表紙は1回、
確率にして1/60=約2%である。
これは非常に稀であると言っても良いだろう。

では、その内訳を見てみよう。

・いちごの入ったソーダ水(1回)

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2016年7月号

以上、1回である。
参考までに、
その前の非アニメ化作品の表紙を遡ると、
何と2012年8月号まで遡ることになる。
(ちなみにその表紙は「カレーの王女さま」である)

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更にちなみに、この号はヤフオク等で高値が
付いてることでも有名である。
理由は、「グレーゾーン」が載っているからである
(ここ、テストに出ます)

③きららフォワード

次に毎月24日発売の
まんがタイムきららフォワードである。
これも結果から述べると、
非アニメ化作品の表紙は7回、
確率にして7/60=約12%である。
大体8回に1回が非アニメ化作品の表紙となる。

それでは、これも内訳を見てみよう。

・ちょっといっぱい!(2回)

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2018年12月号
2017年10月号

・球詠(1回)

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2019年1月号

・双角カンケイ。(1回)

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2016年4月号

・ようこそ幻界集落へ!(1回)

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2015年5月号

となりの柏木さん(1回)

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2015年3月号

・ここが限界のオーバル学園(1回)

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2014年7月号

以上、6作品である。
表紙を飾ったのが1回だけというのが多いのが
特徴である。

④きららキャラット

最後に、毎月28日発売の
まんがタイムきららキャラットである。
これも結果から述べると、
非アニメ化作品の表紙は0回、
確率は言うまでもなく0%である。

ちなみに、更に遡って調査すると、
2012年7月号にキルミーベイベー
はるみねーしょんのコラボ表紙がある。

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公式HPで遡れる範囲では、非アニメ化作品の
表紙はこれ以外にはありませんでした。
(誰か、2006年以前のバックナンバーを持ってる
人がいたら教えて下さい、最後の単独非アニメ化
作品の表紙が何だったかを)

以上のように、キャラットは非常にアニメ化作品が
強い雑誌であることが見てとれる。
最近、次号予告で表紙を隠しているのも、
こういう事情があるからだろう。

⑤まとめ

最後に繰り返しになるが、結果を纏めてみよう。
過去5年間できらら系列誌で非アニメ化作品が
表紙になった回数は以下の通りである。

・きらら本誌:17回(約28%)
きららMAX:1回(約2%)
・きららフォワード:7回(約12%)
・きららキャラット:0回(0%)

全て合計すると、過去5年間できらら系列誌で
非アニメ化作品が表紙になった回数は25回、
確率にして25/240=約10%である。

それでは、今回の「ぼっち・ざ・ろっく!」の
表紙を改めて見てみよう。

きららMAXの非アニメ化作品の表紙率は約2%、
これは十分に事件と言って良いのだろう。
(勿論、今後「ぼっち・ざ・ろっく!」がアニメ化
されるようなことがあれば、もう「事件」では
無くなるのだが)

それではまたどこかで会う日まで。
さようなら。