【SS】「ぼっち・ざ・ろっく!」×「しょうこセンセイ!」×「ななどなどなど」×「ハルメタルドールズ」

*注!
この記事は「ぼっち・ざ・ろっく!」と
「しょうこセンセイ!」と「ななどなどなど」と
「ハルメタルドールズ」の
クロスオーバー二次創作SSです。
ちょっと何言ってるのか分からないですね。
分かった人だけ続きをお読みください。

玉村小町(以下"小")「ここは一体どこですの〜!?!?!?」
吉田翔子(以下"翔")「はーい、綺麗な第一声ありがとうございまーす」
後藤ひとり(以下"後")「あっ、えっ、何この導入は」
鐘町チズ(以下"チ")「何なんでしょう・・・」
翔「はい、というわけで私たちは今、とある部屋に集められていまーす」
後「あっ、はい(閉じ込められてるの間違いでは?)」
チ「何で?何で?(だばだばだば)」
翔「まぁ、その辺はおいおい触れるとしまして」
小「おい、その前に一つ良いかしら?なんなんですのこの様式は?地の文はどこに行きましたの?」
翔「地の文は死にました」
後「えっ」
翔「というのは半分冗談でして、作者が最初は普通に地の文も書いていたらしいんですけど、『何か面倒臭い上に面白くならねぇな!』ということに気がついたようで、この会話文オンリーの様式になったみたいですよ」
チ「はぁ、なるほど」
小「TRPGのリプレイみたいですわね」
翔「おや玉村さん、そういうのもイケる口ですか?」
小「に、ニコニコ動画とかで観たことあるだけで実際にやったことは無いわ・・・」
翔「そうですか、まぁ私も経験は無いんですけどね」
小「ついでにもう一つ!何でこのチビッ子が仕切ってますの!?どう見ても小学生ですわよ!?」
翔「ああ、すいません、私、実は高校教師でして。ほら、教員免許もこの通り」
小「えっ」
後「えっ」
チ「ええ〜(だばだばだば)」
翔「そういうわけで、僭越ながら進行役みたいなものをやらせていただきます。あ、ついでに言っておきますと、各々の自己紹介的なものも省略させて頂きますね。読者の皆さんは大体原作を読んでいるでしょうから、今更ですね」
小「メメタァ!」
後「あっ、じゃあ私たちはお互いに知り合い的な感じで良いんですか?」
翔「まぁ、顔と名前は知ってる、くらいの感じですね」
チ「友達とまではいかないみたいな・・・?」
翔「おっと、その辺はちょっと本題になるので、ここで一旦仕切り直しましょう。CM入りまーす」

翔「さて、一部屋に集められた私たちはそもそもここで何をさせられるのか?それはこちらです、はい、ドーン!」
小「ドーンて・・・あら、壁に何か書いてありますわ」
チ「えっと・・・『友達にならないと出られない部屋』?」
後「あっ、はい。友達?」
小「友達・・・友人、朋友、フレンド、友、敵の逆・・・うっ、頭が」
翔「はい、そういうわけで、私たちは友達にならないとこの部屋から出られないそうですー」
小「(何でこのチビッ子はこの状況に順応してるのかしら)まぁ、創作ではよくあるシチュエーションですわね。でも大抵こういう場合、部屋に閉じ込めてやらせるのはセック・・・ゲフンゲフン」
翔「何か言いました?」
小「何も言ってませんわ!」
後「友達になる・・・うう、私には少しハードルが高い」
チ「私もちょっと苦手かも」
小「わたくしも?友達の数はそんなに多くない?みたいな?」
翔「何故疑問系。まぁその辺も含めての人選ということで」
小「ところでこれ、誰が友達になったのかを判定しますの?友達になったかどうかなんて本人たちの気持ちの問題ではなくて?」
後「あっ、それは確かに」
小「あら、それなら私たちはもう友達ですわ〜。はーい、これで部屋から脱出完了、お疲れさまでした〜」
翔「・・・」
後「・・・」
チ「・・・」
小「ちょっと!何も起きませんわ!一体どうなっていますの!」
翔「どうやら、私たちが友達になったかどうかを判定する『誰か』がいるみたいですね。その『誰か』は私たちを監視していて、友達になったかどうかを逐一チェックしていると」
チ「誰かって、誰?まさか、こんなことを仕組んだ黒幕?」
後「あっ、作者では?」
翔「黒幕が誰なのか、それも確かに気になるところですが、今は取り敢えず『誰か』が納得するまで友達になったように振る舞わないといけないみたいですね」
小「うわ、面倒臭い」
チ「でも、具体的にはどうすれば?」
翔「そうですね、例えば、楽しくお喋りをするなんてのはどうですか?沢山喋って仲良くなれば、そのうち友達判定もしてくれるかもしれませんよ」
後「あっ、喋るのも苦手・・・でもそれしかないですね」
チ「ちょっと楽しそう」
小「仕方ないですわね、付き合って差し上げますわ」
翔「はい、それではこの後は楽しいお喋りタイムの始まりです〜」

翔「それでは、話しやすいように先ずはテーマを決めましょうか。そうですね、最初はオーソドックスに『友達』についてなんてどうですか?」
後「あっ、はい、良いんじゃないでしょうか」
翔「じゃあ私からいきますね。うーん、私の一番の友達はやっぱりローゼスですね」
チ「ローゼス!外国の方!」
小「いきなりワールドワイドに来たわね」
翔「ローゼスは大学の時に知り合って、今は同じ高校で先生をしていて下宿も一緒なんです。ガサツで乱暴で、直ぐに私のものを壊しちゃうんだけど・・・私のことを一番よく見てくれていて、支えてくれていたのはローゼスなんだ」
チ「良い話ですね」
翔「後はリベットかな?彼女も大学の時に出来た友達です。家がすっごいお金持ちなんですよ」
小「おっと、金持ちと聞いちゃあ黙っていられませんわ。玉村家とどっちが金持ちでして?」
後「張り合わないで・・・」
翔「日本で出来た友達は奈央ちゃんと小夜ちゃんがいますね。二人は小学生で、一緒に『ぶれーめんマーチ』を観たりするんです」
チ「ほほえましい・・・」
翔「私はそんなところかな?それじゃあ次は後藤さん」
後「あっはい、私はバンドをやっているので、そのメンバーが友達と言えなくもない・・・?」
小「だから何故疑問系」
後「えっと、バンドのメンバーは、ドラムの虹夏ちゃん、ベースのリョウさん、ギターの喜多ちゃんです。あ、ちなみに私もギターです」
チ「(!!後藤さんもギター弾ける人なんだ・・・!)」
後「虹夏ちゃんはとっても明るくて元気で、最初にバンドに誘ってくれたのも虹夏ちゃんでした。リョウさんはミステリアスで、何を考えてるのかよく分からない人で、でも音楽に対する熱い情熱を持ってる人です。喜多ちゃんは、バリバリの陽キャで、私とは全然違って明るくて可愛くて、でも私なんかと仲良くしてくれて・・・みんな本当に良い人たちです」
翔「中々個性的なメンバーみたいですね〜」
チ「(音楽やってる人ってやっぱり変わり者が多いのかなぁ)」
小「べ、別に楽器が弾けるからって羨ましくはないですわ」
翔「それでは、次は玉村さん」
小「小町ちゃんでよくってよ・・・そうね、わたくしの友達といえば、やはり、あいつのことから説明しないといけないですわね。ななどって言うんですけど」
チ「ななど、変わった名前ですね」
小「色々と説明は省きますけど、ヒューマノイドですのよ」
翔「ヒューマノイド!つまりはロボットですね!凄い科学力です!一体誰が造ったんですか!」
小「落ち着いて・・・造ったのは妹の茶々ですわ。わたくしの友達となるように造らせたんだとか。全くクレイジーですわ」
後「なんかここだけ科学レベルぶっ飛んでません?」
小「ついでにメタい話をしますけど・・・『ななどなどなど』の主人公ってななどじゃなかったんですの?何でわたくしここにいますの?」
チ「というと?」
小「いや、何となく各作品の主人公が集められてるような気がしたものですから」
翔「ああ、それに関しては、恐らく『ななどをここに放り込んだら一瞬でみんなと友達になってつまらないから』だと思われますよ」
小「解せませんわ・・・他に友達といいますと、るるさんがいますわね。同じソシャゲをやっていたことから仲良くなりまして、小動物みたいでとっても可愛らしい方ですわ。それ以外だと・・・高山萌という方がいまして、一応友達ですわ」
後「一応とは」
小「正直ちょっと怖いですの」
チ「怖いのに友達なんですか?」
小「色々ありまして・・・」
翔「まぁまぁ、友達の形にも色々ありますよね。それじゃあ小町ちゃんはこれくらいですかね?それでは最後に鐘町さん」
チ「あっ、はい、実は私もバンドをやってまして」
後「あっ、まさかのキャラ被り・・・?」
小「いや、ビジュアルは全然被ってないんだからよくなくって?」
チ「はい、私は『ハルメタルドールズ』というバンドでギターをやっています。メンバーは他に、ベースのヒミコさん、ドラムのマコトさん、それとバンドメンバーじゃありませんけど、プロデューサーのかなめさんがいます」
後「ハルメタルドールズ・・・格好良い名前。あっ、ちなみに私のバンドの名前は『結束バンド』です」
小「結束バンドwww」
翔「わ、笑っちゃ失礼ですよ」
後「あっ、いえ、慣れてますので・・・」
チ「つ、続けても良いですか?ヒミコさんはプリン頭のマイペースな方で、音楽に対する知識が豊富です。マコトさんは、その、色々とダイナマイトな方で、何故か私をいつも可愛がってくれています・・・あと、かなめさんですが、この方は本当に酷い人で、いつも私たちに無理難題を押し付けてきます・・・」
後「酷い人なんだ・・・」
チ「悪い人ではないのですが・・・」
翔「成る程、皆さん色々な友達がいらっしゃるのですね」
小「翔子先生の友達が恵まれ過ぎてる件」
翔「私は皆さんと違って女子高生じゃなくて教師ですので・・・逆に皆さんみたいな普通の女子高生の暮らしもちょっと興味がありますね」
後「そうなんですか?」
小「ないものねだりですわー」
チ「女子高生になった翔子先生・・・うーん、あまり想像できない」
翔「そうですかね?それでは、このテーマはここで一旦区切りましょうか」

翔「それでは、次のテーマに行きましょう。そうですね、次は『趣味』なんてどうですか?」
チ「何だかお見合いみたいになってきたかも」
小「まぁ、良いのではなくて?」
翔「それではまた私から行きましょうか。私のは趣味といえるか分かりませんが、研究がやってて楽しい事ですね」
小「研究!?それって仕事じゃありませんの?」
翔「まぁ半分はそうですね。でも自分で研究内容を考えたり、自作の研究道具を作ったりするのは楽しくて、そういう意味では半分は趣味なのかなって」
小「天才の考えることは分かりませんわ・・・私の妹の茶々も翔子先生ほどではありませんが若くて天才と呼ばれてますけど、本当に何を考えてるのか分かりませんの」
翔「ななどちゃんを造られた方ですよね?凄いなぁ、一度会ってみたいなぁ」
小「大丈夫ですの?爆発したりしませんの?」
後「天才を何だと・・・」
翔「後は、人並みですけど、普通にゲームとかアニメも好きですよ」
チ「それはちょっと意外かも」
翔「一番好きなアニメは、さっきもちょっと言った『ぶれーめんマーチ』で、一番好きなキャラはミッシェルというんです。とても格好良くて頼りになるキャラでして・・・」
後「(ミッシェルって確か熊のキャラじゃなかったかなぁ・・・?)」
翔「私はそんなところですね。それでは次は後藤さん」
後「あっ、はい、私の趣味ですね。私の趣味というか特技はギターです。というかギター以外に取り柄がありません・・・馬鹿なので」
翔「悲しいこと言わないで・・・」
小「(←同じく馬鹿なのであまり突っ込めない)」
チ「後藤さんのギター、聴いてみたかったな」
後「あっ、そうですね、私も実際に披露できたら良かったんですけど・・・」
翔「あ、そういうことならありますよ、ギター」
後「えっ」
小「えっ」
チ「ええ〜」
翔「どうやらこの部屋、望んだものは何でも用意してくれるようでして」
小「何その急なファンタジー!いや最初っからか!」
翔「はい、そういうわけで後藤さん、ギターをどうぞ」
後「あっ、はい、それではせっかくなので何か弾きましょうか」
チ「普段はどんな曲を弾いてるんですか?」
後「あっ、はい、流行りの曲なら大体なんでも・・・それを動画に撮ってネットにアップしてるんです。承認欲求モンスターなので」
小「自分で言っちゃいましたわよ」
後「それじゃあ、○津玄師のLem○nで」
チ「(本当に滅茶苦茶メジャーなところを出してきた!)」
後「♪〜♪〜(諸事情により歌詞は載せられませんので、ぼっちちゃんが格好良くギターを弾いているところを想像でお楽しみください)」
翔「わー(ぱちぱちぱち)」
小「ま、まぁ、中々やりますわね(よく分かっていない)」
チ「後藤さん、本当に凄い・・・(同じギター弾きなのでよく分かる)」
後「あっ、ありがとうございます」
チ「後藤さん、そんなに弾けるならプロになれるんじゃ?というかプロなんじゃ?」
後「あっ、私、今までずっとソロでしか演奏してなくて、バンドでは中々上手く力を出せなくて・・・でもありがとうございます」
翔「凄かったですねー。それでは次は小町ちゃん」
小「この流れで発表するの辛いんですけど!?そうですね、わたくしの趣味ですけど、まぁ普通にゲームですわね」
翔「どんなゲームをするんですか?」
小「よくある流行りのソシャゲですわー。タイトルは言えないんですけど・・・(原作で公開されてないので)」
翔「ソシャゲですかー。やっぱりガチャとかを回したりするんですか?」
小「当たり前ですわー。むしろガチャで課金してマウントを取るのが楽しみの9割と言っても過言ではありませんわー」
後「9割なんだ・・・」
小「ま、まぁ、最近はわたくし以上にソシャゲ廃人のるるさんや、1ヶ月でレベルカンストするような化け物の高山さんとかと一緒にいるので、ネットでしかイキれないんですけど・・・」
チ「以前はリアルでイキってたんですか・・・?」
小「・・・よく考えたら前もイキってたのはネットの中だけでしたわね。中学時代はネットの巡回とアニメを観ることぐらいしかしてませんでしたので」
後「(何だか同じ陰キャの匂いがしてきました)」
小「はい、わたくしの話は終わり!最後は鐘町さんですわ!」
チ「あっ、はい、というか私も後藤さんと同じでギターなんですけど・・・」
後「あっ、これ(ギター)使います?」
チ「いえ、私はエレキギターで・・・」
翔「ああ、ありますよ、エレキギター。アンプ?というのも必要なんでしたっけ?それもありますよ」
小「本当に何でも出てきますわねここ・・・」
チ「ありがとうございます、でも・・・」
後「でも?」
チ「あの、私、ギターを弾くと性格が変わってしまって、とても酷いことを沢山言ってしまうと思うんですけど・・・」
小「ハイになる、という感じですの?まぁそういう人もいますわよ」
チ「あ、念のため翔子先生の耳は塞いでおいて貰って良いですか?」
翔「えー」
後「(あっ、そのレベルの酷さなんだ?)」
小「仕方ないですわね・・・」
チ「それでは行きますね・・・(アンプに端子を差し込む)」
後「・・・」
小「・・・」
翔「・・・」
チ「・・・○uck you、ぶち殺すぞ」
後「!?」
小「!?」
翔「?」
チ「何だぁ、何だぁ、メスブタどもが雁首揃えてシケた面してるじゃねぇか!ファッキン、いっちょアタシのギターテクでアツくさせてやろうじゃねぇか!!」
小「(な、何だか凄いのが出てきたんですけど!?)」
後「(これもう別人では)」
チ「♪〜♪〜(以下、チズの華麗で情熱的なギターソロが披露されましたが、とても書ききれないほどの罵詈雑言も一緒に披露されましたので、想像でお楽しみください)」
翔「(何だか凄い演奏をしていることだけは分かる)」
チ「ファッキン、センキュー!(端子を抜く)・・・嫌ぁぁぁぁぁ・・・やっぱりやるんじゃなかったぁぁぁ」
小「あ、元に戻りましたわ」
後「あっ、鐘町さん、これジャンルはヘヴィメタ・・・?」
チ「あ、はい、私、ギターを弾くと自動的にこうなってしまうので・・・」
小「人は見かけによりませんわ」
翔「何だかよく分からなかったですけど、凄かったですね、音!」
後「翔子先生はそのままでいて・・・」
翔「と、いうわけで、このテーマはここまでですね。ありがとうございました!」

翔「さて、段々と私たちの仲も深まってきたのではないでしょうか?」
小「意外な一面は見えたりしてますわね」
チ「うう、すみません、すみません」
後「気にしないで・・・」
翔「それでは次のテーマですが、次はちょっと趣向を変えまして、『今回の件の黒幕は誰?』ということについて語りませんか?」
小「えっ、そこ突っ込んじゃいます?」
後「作者じゃないんですか?」
翔「まぁメタい話をしてしまうとそうなんですけど・・・皆さんの周りでこんなことをしでかしそうな人はいないかなー、ということをお聞きしたくて」
小「(実はこのチビッ子が黒幕なんじゃないか、何て言ったら怒られますかしらねー)」
翔「それではまた私から・・・そうですね、私の周りは良い人たちばかりですので中々想像できないんですけど」
小「ですわよね!」
翔「敢えて言うならママとか?」
チ「お宅のお母さん何者!?」
翔「ママは私の憧れの人で、とっても優しい人なんだけど、もしかして私を鍛えるためにこんなことを・・・?」
小「まぁ、天才の翔子先生の親だから只者ではないでしょうけど」
翔「後は、うーん、最上さんとかかなぁ。あ、最上さんというのは私の受け持ってる生徒さんでして、すっごく頭が良いんですよ」
後「翔子先生が頭が良いと言うのなら相当ですね」
翔「私はそれくらいかな?後藤さんはどうですか?」
後「あっ、私の周りは音楽関係者しかいないので、あんまり頭の良さそうな人はいません・・・あっ、頭のおかしい人はいました。廣井さんって言うんですけど、いつも酔っぱらっていて駄目な大人です。ベースの腕前は本当に凄いんですけど」
小「酔っぱらいがこんなことしでかしますかねぇ?」
翔「まぁ、酔っぱらいにも色々いますので」
小「わたくしの場合は、また茶々の話になってしまうんですけど・・・」
チ「(よく出てくるなぁこの天才妹)」
小「茶々の奴、頭は良いんですけどどこかネジが緩んでるところがありますから、確かにこんなことをしでかしてもおかしくはありませんわ。ああ、ネジが緩んでると言えば高山萌も可能性としてはありますわね。あの方は一線を越えてるところがありますので・・・」
後「一線とは」
小「倫理観ですわー」
チ「何でそんな人と友達なの・・・」
小「色々あったのですわー(遠い目)」
チ「私の場合は、やっぱりかなめさんですね。いつも私たちに無茶振りしてくるから、今回の件で一番思い当たるのは彼女しか・・・」
小「酷いプロデューサーですわね」
チ「ある意味敏腕なんですけどね・・・」
翔「色々と出ましたけど、やっぱり動機を考えると中々難しいですねー」
小「そりゃこんなサイコパスはそうそう周りにいませんわよ。まぁわたくしはお金持ちですから?色んな危ない人に狙われるのには慣れてますけど?」
後「何故誇らしげ」
チ「私たちを仲良くさせて得する人がいるんでしょうか・・・?」
翔「重度の百合好きとか?」
小「やっぱりサイコパスでは?」
後「分からなくなってきました・・・」
翔「そんなところで、取り敢えずこのテーマは締めましょうか」

まんがタイムきららMAX 2021年 01 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2020/11/19
  • メディア: 雑誌

翔「あっ、皆さん、壁のところを見てください!」
チ「えっ、何々・・・『友達になれたのでもう出ていってもいいよ』?」
小「フランク!」
後「あっ、ということは・・・?」
翔「そうです、どうやら私たち、友達になったと認めてもらえたようです!」
チ「よ、良かったぁ・・・」
小「これで一安心ですわねー」
後「あっ、結局ここって一体なんだったんですかね・・・?」
翔「それに関しては一つ仮説があるのですが」
後「?」
翔「この空間は一種の誰かの『夢』みたいなものではないのかと。本来なら交わるはずのない私たちを、こうして無理やり引き合わせたのは、誰かの強い想いがあって成し遂げられたのではないかと思うんですね」
チ「つまり・・・?」
翔「また誰かが強く願えば、こうして集まることもあるかもしれませんねー」
小「ええー、面倒臭い・・・」
翔「まぁ、私たちはそういう存在ですから」
チ「取り敢えず、私たちは元の場所に帰りましょう」
後「あっ、はい、そうしましょう」
小「名残惜しくは・・・特にありませんわね」
翔「まぁまぁそう言わずに。またいつか会えますよ」
小「もうこんなのは懲り懲りですわ〜!!」


終わり