はじめましてこんにちは。
よく来たな。
私の名前はモサ。
しがないきらら好きだ。
みんなはSNSやってるかい?
承認欲求はどれくらいある?(雑な前振り)
私もTwitterは始めて10年近いですが、フォロワー数はそこそこだし未だに1RTとか1いいねとかでキャッキャッってなるので大分燃費は良いです。一度でいいから万バズいってみたいなぁという気持ちはありますが、でもそういうのって結局「自分にとってどうでもいい人たち」に届くだけなんですよね。FF内の人に反応して貰った方がよっぽど嬉しいです。
そんな話はさておき、今回も行ってみましょう。
○今回のアニメ化の範囲
・原作7話、8話、9話
○今回の見所
・再構成
今回の話は主に原作の7話、8話がメインなのですが、その構成は大きく変わっています。まず2つの話が並行して進み、どちらもBパートで解決するようになっています。
これは確かジョジョのアニメの時にシリーズ構成の小林さんが言っていたことだと思いますが、アニメの1話は大体原作漫画の2話分が基になっているが、そうすると話の中に二つの山が出来てしまうため、上手く調整する必要がある、みたいなことだったと思います。
今回の4話も、アー写と作詞の話をやるとなった時に、単純にそのまま並べるとAパートBパートでそれぞれ独立した話になってしまいアニメの1話としてのまとまりが薄くなってしまうので、こういう形にしたのではないかと思います。原作の漫画は月刊連載なので1話1話で独立しているのは当たり前ですし、アニメの1話30分は一気に観るのがこれまた当たり前ですので、どちらも正しいのです。
メディアの違いを理解せよ!(懐かしすぎる)
・承認欲求モンスター
原作でも人気のコマですが、アニメでも力が入ってましたね。
まずぼっちちゃんの視界と本体が機械がバグったような演出になり、ツチノコと光(SNS)が融合したことで生まれたという謎の設定が付き、大迫力で可愛く暴れまくる承認欲求モンスターが描かれました。街の描写はリアルなのにぼっちちゃんはコミカルなのがギャップですね。
・空気
ぼっちちゃんと山田がカフェで会うシーン、会話が始まるまでの空気感は今までのこのアニメとはちょっと違いましたね。割とネタを詰め込んでいく傾向にあったこれまでと違って静かな時間が流れ、山田というキャラクターの不思議な感じが出ていたと思います。
・おごって
この金が返ってくるのは数ヶ月後です。
・カラカラ
何と4話でEDが変わりました。事前情報が全く無かったのでビックリした人も多いと思います。私もビックリしました。
ボーカルは山田です。山田が歌うとこんな感じになるんだ〜、ってなり感慨深いです。曲は歌詞もメロディも歌もクールな感じでしたね。絵はぼっちちゃんオンリーだったので、素直に考えればぼっちちゃんの心情を歌っているとみていいでしょう。結束バンドの曲は基本ぼっちちゃんが歌詞を書いてることになっているので、よく考えたら出来上がった曲は全部ぼっちソングなんですね。
さてこのED、あと二回くらい変身を残している気がしますね。具体例には虹夏ちゃんボーカルの曲とぼっちちゃんボーカルの曲です。いいぞアニプレックス、ドンドンお金をかけていけ。
○今回の原作との相違点
・ボーカル
喜多ちゃんからボーカルを勧められたぼっちちゃんが首をブンブン振って否定するところはアニオリです。可愛いね。あと、原作では少しボーカルに未練があるような描写もありますが、それはアニメでは無かったのであまり気にしなくていいのかもしれない。
・SNS大臣
どうも、パン大臣です。
・結束バンド
結束バンドを売ろうとする点は原作通りですが、サイン入りを三割増しで売ろうとする山田はアニオリです。その後山田は黙々と結束バンドにサインを書いてました。本当に売ろうとするな。
ちなみに結束バンドは普通に買うと一つ数十円とかなので原価率はバカ高です。ボロい商売です。
・きたーん
喜多ちゃんのきたーんにポーズが付きました。可愛いね。
・陽キャイメージ
ぼっちちゃんの中の陽キャのイメージ、大体は分かるのですが平安時代風のところでイケイケになっていたのはマジで分からん。どこから出てきた平安時代。
・覗く家族
原作では覗いていたのは母親だけですが、アニメでは犬を含む家族全員に覗かれました。プライバシーなんてものはない。
・土下座ぼっち
ぼっちちゃんは土下座出来るタイプだよ。
・私服
アー写を撮る流れが恐らく休日になったので服装が制服じゃなくて私服になりました。みんな可愛いね。ただし後藤はいつも通りだ。あと、ぼっちちゃんは途中から手首に結束バンドを付けています。マジでそれをお洒落にするな。
・下北沢探訪
これは聖地巡礼が捗りますね。
・潰れたショップ
一連の流れは完全にアニオリです。ちなみに観返すと分かりますがアバンで山田が佇んでいた場所も同じ場所です。
この場面はある意味4話の象徴とも言える場面で、潰れたショップ、前のバンドを抜けた山田、売れ線よりも自分らしさを出したぼっちちゃんなど、過去を見るのではなく未来に向かって進んでいくことが一貫しています。上でも少し触れましたが、このアニオリは本来独立していた原作7話8話を繋ぐ潤滑油にもなっていますね。
・振り回す山田
ヘブンズトルネード!(違)
・昔の写真
ショートのぼっちちゃんも可愛いね。
・顔がヤバい
主人公がしてはいけない顔をしている。
・明日ちゃんの
ちなみにアレもアニプレックスでアニメ制作会社も同じだ。
・呼び出し
山田に歌詞を見せる場面がアー写撮った日と同じになりました。これは原作を読んだ時にうっすらと気になっていたのですが、ぼっちちゃんは家が金沢八景なので気軽に下北沢に呼び出すのはちょっと可哀想ですね。アニメでは上記の通り下北沢にいる時に呼び出されたのでそこまでではありません。
以上です。
いかがだったでしょうか?
このタイミングでこんなことを言うのも何ですが、プロが良い仕事が出来るかどうかって結局「どれだけお金をかけられるか」にかかってるんですよね。勿論優秀なリーダーがいるという前提ですが、優秀なスタッフを雇って長時間拘束するのはお金がかかりますし、各種のクオリティを高めるにも時間がかかりお金がかかります。日本では昔から「安く良い物を作るのが正義」みたいな風潮がありますが、現代ではそれは中々厳しいです。安くこき使っていたらすぐに他所に逃げられます。幸いぼっち・ざ・ろっく!はバックにアニプレックスがいてかなり気合いが入っているようなので大丈夫そうですが。
それでは、またどこかで会う日まで。
さようなら。