はじめましてこんにちは。
よく来たな。
私の名前はモサ。
しがないきらら好きだ。
みんなも子供の頃は友達の家に遊びに行ったことあるよね?私もぼっちちゃん並に友達は少なかったけど、まぁそれでも遊びに行ったり、逆に自分の家に遊びに来てもらったことはあるよ。他人の家に入るのってちょっとドキドキするよね!
はい、という訳で、今回も行ってみましょう。
○今回のアニメ化の範囲
・原作11話
○今回の見所
・後藤家の皆さん
今回は虹夏ちゃんと喜多ちゃんが後藤家に遊びに来るということで、後藤家全員集合でした。なお原作では父と母はこの話には出てきていないので、おもてなし度がめちゃくちゃ上がっています。暇か?
あと、これは原作の後の方でも出てくる話で、アフレコレポートでも触れられていますが、後藤家では父親のヒエラルキーがかなり低いです。というか最下位です。四人家族と犬を養っている立派な父親なのに……というかよく考えたらこの家は父親以外は全員女なんですね。ヒエラルキーが低いのはそういう面もあるかもしれない。アニメを観て「父親が家事を分担してやっていて偉いね」という意見もありますが、多分そんな立派なものじゃなくて単純にヒエラルキーが低いからやらされてるだけかもしれない。
母親は割と若々しくて可愛らしい人です。現時点ではマトモですが、後々牙を剥きます。ぼっちちゃんの音楽センスは父親から、奇行センスは母親譲りかもしれない。
ふたりちゃんはちっちゃくて元気で可愛いですね。兄弟姉妹って稀に本当に家族かってくらい性格違うことあるよね……
ご覧の通り、後藤家の皆さんは大変愉快な訳ですが、それだけに「何でここから後藤ひとりが生まれた……?」となりますね。人の性格は生まれつきが半分、育った環境が半分と言いますが、ぼっちちゃんは生まれつきの個性が強すぎるっピ。
・ぼっちちゃんの他人との距離感
今回の話に限ったことではありませんが、ぼっちちゃんは他人と喋った経験が無さ過ぎるので、しばしば他人との距離感を間違えます。今回の話の中だと、玄関開けての一発目とか、ライブハウスでのてるてる坊主のところとか、緊張して思い切って声を出しているので若干声が上ずって何か面白いことになってます。ぼっちちゃん、何が酷いって、家族に対しても微妙な距離感があるんですよね……これは別の側面からもそうですが、ぼっちちゃんの中には妙に強い芯があることが見て取れます。他人に迎合して上手くやっていこうなんて利口ぶった考えをぼっちちゃんは許さない。
○今回の原作との相違点
・後藤家に来る前
虹夏ちゃんと喜多ちゃんの後藤家に来るまでの会話が増えています。というか後藤家、駅から結構距離ありそうだな……
・その頃の山田
CDショップで音楽を試聴する山田。自由だ。
・光る眼鏡
眼鏡自体は原作でもかけていますが、光る機能が追加されています。ぼっちちゃん、それ何を考えて買ったの……?
・おみやげ
喜多ちゃんはお洒落。
・ミラーボール
だからぼっちちゃんは二人をどうしたかったんだよ!
・アー写
「元々部屋中に貼っていたけどお母さんに言われて外した」という説明が追加。でも多分押入れには……
・麦茶
夏と言えば麦茶だよね。
・ハグ
ふたりちゃんは大胆だね!
・ハッチャケ
ぼっちちゃんのハッチャケの基準が分からない。
・物販に貪欲
結束バンド(本物)を売ろうとしてるのも虹夏ちゃんが始まりだからな。
・喜多ちゃんアイデア
紫のシャツは目に悪すぎる!
・ゾートロープ
元々の意味は「回転のぞき絵」だそうです。要するにちょっとずつ動かして静止画を繋げていくやつですかね。
#ぼっち・ざ・ろっく
— 染野翔 (@hihuki21) 2022年11月19日
7話アニメの制作風景じゃないんだよなぁ…
ゾートロープという原初アニメーション技術 pic.twitter.com/5X5HY0YH0r
このアニメ、よく分からないところに金をかけすぎである。
・世紀末
似たような絵は原作にもあるんだけどよりヒャッハー度が増している。なお、虹夏ちゃんの「CM跨いで〜」という台詞は当然アニオリである。
・食事
父と母が出てくる場面は基本アニオリなので、この一連の食事シーンも当然全部アニオリだぞ!
・映画、ツイスター、大富豪
思ったよりもガッツリ遊んでるな!
・台風
台風情報が途中で差し込まれた。
・山田アイデア
実写じゃねぇか。
・ぼっちちゃんアイデア
赤色が眩しすぎる。
・これが採用
ぼっちちゃん、さらっと自分の案を通そうとする。どこにそんな自信が。
・らんらんらららんらんらん
ナ○シカ……?
・心を読む虹夏
みんなが少しずつぼっちちゃんのことを理解してきたぞ!
・てるてる坊主
後の話で作られている描写はあるが、このタイミングで話に出てきたのはアニオリ。
・台風直撃
ぼっちちゃん下北まで行けるの……?
以上です。
いかがだったでしょうか?
今回の話も原作の1話をアニメ1話に膨らませているので、結構オリジナルな部分が多かったですね。
それともう一つ。
アニメ、ギターが上手いからじゃなくて(そもそもこの時点ではほんとはギター上手いってみんな知らない)面白いやつだからメンバーとして受け入れられてるっていうのがかなり強調されている
— そめちめ🍑サブアカ (@Sametime1209) 2022年11月19日
言い出しっぺが私じゃないので引用しますが、確かにこれはそうだなってなりました。ぼっちちゃんが奇人変人であることは議論の余地が無いですが、そのぼっちちゃんを受け入れている虹夏ちゃん山田喜多ちゃんも相当懐が深いですよね。ぼっちちゃんは「上手くやらないと陽キャのギターと入れ替えられてしまう!」と思っていますが、他のメンバーはそんなことは微塵も思っていません。この辺は、結束バンドはまだプロとして商業主義にシビアであるという段階ではなく、今ある出会いを大切にしたいということなのかもしれません。また、お互いの個性を大事にしたいというのが、このメンバーというより、この作品の根幹のテーマなのかもしれませんね。
それでは、またどこかで会う日まで。
さようなら。