「きららファンタジア」サービス終了に寄せて

はじめましてこんにちは。

よく来たな。

私の名前はモサ。

しがないきらら好きだ。

 

本日2022年11月4日12時10分に、きららファンタジアのサービス終了が発表されました。

 

 

きららファンタジアのサービス開始は2017年12月でしたので、約5年間のサービス期間となりました。そこで今回は、個人的なきららファンタジアの振り返りをしていこうと思います。楽しんで頂けたら幸いです。

それでは、行ってみましょう。

 

①思い出のキャラクター

まずは印象深かったキャラクターについて触れていきましょう。

 

・千矢(うらら迷路帖)

 

サービス開始時に8人いた星5の一人だったと思います。確か何回もやり直せる最初のガチャで引きました。

千矢の何がお世話になったかというと、「とにかくナイトとして頑丈だった」ということに尽きます。このゲームにはクラスが5種類あり、その内のナイトはタゲを集めて敵の攻撃を一手に引き受けて味方を守るクラスです。千矢は上記の通り初期キャラだったのですが、とにかく苦手な水属性以外相手なら敵の攻撃を耐えきって戦線を維持してくれました。流石にキャラが増えるに従って千矢以上に便利で強力なナイトも増えていきましたが、やはり個人的な思い入れとしては千矢にありますね。

 

・志摩リン(ゆるキャン△)

 

 

確かゆるキャン△参戦と同時に実装された星5で、クラスは魔法使いです。

志摩リンの印象に残っている点は、「周回にも高難易度にもめちゃくちゃ便利だった」という点です。このゲームの周回は基本的に敵3×3を倒していくのですが、魔法使いは全体攻撃が可能なクラスですので周回にとても重宝しました。また、志摩リンは自身の攻撃力を上げるスキルも持っていたので、他のスキルと合わせて強敵に大ダメージを与えるということも出来たため、高難易度でも活躍しましたね。まぁ、私は大分前から高難易度には手を付けていないので最近はどうだったか分かりませんが……

 

・りーさん(がっこうぐらし!)

 

 

りーさんの恒常星5でクラスは魔法使い、実装はひばりーさんのイベントの時だったかな……?

このりーさんも魔法使いで、主な利点は上記の志摩リンと同じなのですが、りーさんの特徴としてはスキルで「スピードアップ」を持っていたことです。このゲームは上でも言った通り周回は魔法使いがメインとなるのですが、魔法使いは他のクラスと比べてスピードが遅めに設定されています。周回の時間を出来るだけ減らすには魔法使いだけで組むとか少し工夫がいるのですが、それでも敵の方がスピードが速いと先に行動されてしまい、時間がかかってしまいます。そこでりーさんのスピードアップなのですが、Wave1で使えばWave2、Wave3ではほぼ確実に最初に行動でき、速やかに敵を倒すことが出来ます。おかげで火属性の魔法使いが必要な時は優先してりーさんを使ってましたね。大変お世話になりました。

 

何だか主に性能面を中心に振り返ってしまいましたが、それ以外だと好きなのはやっぱりひでりちゃんですかね。きららファンタジア唯一の男だよ〜、嫌わないで〜。

 

②記憶に残っているイベント

次はインパクトが強かったイベントの振り返りです。

 

・さすらいの賞金稼ぎ リン&カレン

 

 

中の人が同じ東山奈央さんの二人のキャラでイベント作ろうぜ!、というよくこの企画通ったなぁというイベントです。しかもこの時実装されたのは西部劇風の衣装ということで、ファンタジー要素が強めなきららファンタジアの中でも少し浮いています。シナリオ自体はそこまでトンチキという訳ではないのですが、よく分からん接点を見出してくっつけてみるのはこの手のオールスターゲームの醍醐味だと思いますので、個人的には印象深いですね。

 

・エトワリア&エクスプローラ

 

 

このイベントは、みーくん、夏帆、唯、勇魚という割と接点がよく分からないキャラクターがTRPGを遊ぶというシナリオでした。ゲームの中でゲームを遊ぶという中々難解な状況ですが、意外とこの手の展開はヌーゲームやステまがいることでこの後もちょいちょいありました。エトワリアは割と何でもアリ。

さて、実は個人的にこのイベントを覚えているのはイベント本体のせいではなく、ガチャで爆死したせいです。まだ当時は天井が付いておらず、300連ほど回しても星5みーくんが引けませんでした。悲しいなぁ。青天井は悪い文明、滅ぼさなくては。

 

・メイドは見た!〜金髪館怪人事件〜

 

 

普段はメイド服を着ていないキャラのメイド服姿を見れるという、最高に俺得なイベントでした。シナリオ自体も、オリジナルキャラクターであるメイド長のキャラがとても濃くて面白かったですね。斧を持ってくるのは止めて下さい死んでしまいます。

 

・大騒動!エトワリア同人誌即売会

 

 

個人的には一番アウトなイベントだったと思っています。シナリオはエトワリアで同人誌即売会を開いてクリエメイトたちが色んな本とかを売るというもので、もうこの時点で大分アウトなのですが、シナリオ中では七賢者たちが大分酷い目に会います。確か誰かさんに至っては生やされていたと思います。許されるのか、こんなの……!

 

・歩き続ける君のために

 

 

このイベントのシナリオはがっこうぐらし!原作の海法氏が書いており、実質がっこうぐらし!原作の後日談ともなっています。内容をざっくり説明すると高校生のゆきたちがピンチになり、そこに大人になったゆきたちが助けに来るというものです。本編のキャラと大人になったキャラが出会うというだけでも驚きですが、何とこの大人キャラは実装されて育てることもできます(イベント開催時はゆきとみーくん、その後しばらく経ってからくるみとりーさんが実装)。ゲームでは色んなifを楽しめるのが醍醐味ですが、このifはまさか実現するとは思っていなかったので、がっこうぐらし!が好きな方なら絶対に読んでおきたいですね。

 

皆さんはどのイベントが好きでしたか?

 

③きららファンタジアというゲーム

最後にゲーム全体のことについて簡単に振り返っておきます。

きららファンタジアの5年間を振り返ってみて、個人的には「とにかくゆるいゲームだった」という印象です。特にゲームバランスがシビアな訳でもなく、過酷なノルマが課せられる訳でもなく、毎日短い時間を遊ぶだけでも楽にゲームに着いていくことが出来ました。まぁそれが逆に課金への導線も緩かったとも言えるのですが……

これも触れておかないといけないのは、「原作者描きおろしのファンタジー衣装のキャラが見れる」という点でしょう。特に既に原作が完結している作品のキャラは作者が趣味で描く以外にそんなことはあり得なかったのですが、きららファンタジアのおかげで大量の供給が得られました。やったぜ。

後は言っておきたいのは、「シナリオは全体的にとても良かった」ということです。一部本当にどうしようもないイベントシナリオが無かった訳ではないですが、おおよそメインもイベントも含めてシナリオの質は高かったと思います。私も二次創作をしたことがあるので何となく分かるのですが、この手のオールスターのシナリオを書くのって本当に大変だと思うんですよ。原作に示されている情報って割と限られていて、「このキャラはこんな時どう動くのか?」なんてことは原作者じゃないと正解は分からないわけです。それでも複数のキャラクターが複雑に絡み合うシナリオを提供し続けてきたのは素直に凄いと思います。シナリオを書かれた方で公表されているのは木緒なち氏、深見真氏、里好氏だけですが、公表されていない方も含めて感謝します。

 

以上です。

いかがだったでしょうか?

サービス終了は残念ですが、本当にゲームが「死ぬ」のは、そのゲームのことを覚えている人が誰もいなくなった時だと思います。誰かがゲームを語り継いでいく限り、そのゲームは死なねぇんだ……!

 

それでは、またどこかで会う日まで。

さようなら。