「ニチアサ以外はやってます!」の特撮ネタは多分他の人がまとめてくれると思うので私はそれ以外の部分を紹介しますね

はじめましてこんにちは。
よく来たな。
私の名前はモサ。
しがないきらら好きだ。

みんなはニチアサ観てますか?
あ、ニチアサってのは日曜朝にやってるプリキュアとかライダーとか戦隊のことだよ。
私も10年以上一応大体はチェックしています。
たまーにどうしても肌に合わないものはスルーしてますけど・・・

さてそんな訳で、そんなニチアサに関連したきらら作品のコミックスが今度発売になるのです。
そう、それが「ニチアサ以外はやってます!」です。

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サムネ用画像。

さて今回はそんなニチアサ以外はやってます!を紹介していくわけですが、ここで一つ言っておくことがありまして、ニチアサ以外はやってます!には特撮ネタが豊富に取り込まれています。その一つ一つを探して見つけることも楽しみの一つだと思いますが、上でも言った通り私も一通りの最近の特撮は把握していますが、別にそこまで深く精通しているかと言われるとそこまでではなく、いわゆるネットミーム化してるようなネタに関してもあまり把握していません。
と、いう訳で、今回は特撮ネタに関しては一切取り上げません。多分他の人がまとめてくれると思うのでそちらをよろしくお願いします(派手な丸投げ)。

それでは、行ってみましょう。

0.基本情報

まずは基本情報から。「ニチアサ以外はやってます!」はまんがタイムきららキャラットにて2021年2月号〜4月号までゲスト掲載され、2021年6月号から連載となり、現在も好評連載中である。

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ばっどがーると始まったの同じ号なんですね。

さて、そんなニチアサ以外はやってます!がどんな話なのか、公式のコミックス1巻の紹介文を引用して説明しよう。

とある女子高の中庭に建つ小さなプレハブ小屋。そこでは「特撮」に魅入られた厄介なオタクたちが日々ヒーローや怪獣の制作に励んでいた!
バツグンの運動神経を見出された1年生・海城あかねは、スーツアクターとして廃部寸前の特撮研を救えるか?
王道でありながら先鋭! 青春を駆ける映像制作まんが、第1巻です。

上記の通り、ニチアサ以外はやってます!とは高校生の海城あかねが特撮研に入りスーツアクターとして頑張る話である。

①キャラ紹介

次にキャラ紹介行ってみましょう。

・海城あかね

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特撮研のスーツアクター。とにかくカッコイイものが好きな一年生。陽キャ
背が高く、中学時代はバスケ部でセンターだった。

・本郷苺

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特撮研の音響担当。サブカルに詳しいクールな一年生。でも実はこだわりの強い厄介オタ。
作者と読者から色んな歪んだ欲望をぶつけられがち。

・早田唯

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特撮研の美術造形担当。四人の中では良心的でツッコミ役な二年生。怪人や怪獣が大好き。
ちっちゃいけど胸はデカい。

・芹沢博見

*画像は上記参照

特撮研の部長を務める二年生。監督・脚本・撮影担当。作品のためなら手段を選ばない。
姉も特撮研のOG。

②青春は熱血だ

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さてここからは少し内容にも触れていきましょう。
主人公の海城あかねはカッコイイものが大好きですが、運動部に入るのは何か違うなということでモヤモヤした毎日を過ごしていました。そんな折りに出会ったのが特撮研で、なんやかんやあって特撮研に入部することになりました。
さて、ここで困ったことに、あかねちゃんは特撮のことは何一つ知りません。しかしそこは他の部員の助けもあり、一つ一つ学んでいくのでした。スーツアクターとしても、最初は慣れなくて上手く行きませんが、持ち前の運動神経の良さを活かしてみるみる成長していきます。今後の成長にも期待ですね。
そんな訳で、若さゆえに溢れる情熱を全力で注ぎ込めるものがあることは良いですね、という話です。きららの部活ものはけいおん!に代表されるようなゆるふわものが主流だと考えられがちですが、実は真面目に活動していてマニアックなネタも入ってくるものが結構あると思います。

③違いを認めることで生まれる友情

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本郷苺と早田唯は中学時代に特撮観の違いから喧嘩となり、本郷苺はそれが原因で特撮好きであることを隠すようになりました。時は流れ、色々あって本郷苺も特撮研に入ることになるのですが、相変わらず早田唯との仲は悪くバチバチに喧嘩しています。
さてそんな中で、二人にヒーローのデザインをするという課題が与えられます。色々と試行錯誤して四苦八苦する二人ですが、最終的に「得意な所を分業すればよくね?」「無理に解釈合わせることなくね?」ということで実に二人らしいヒーローのデザインが完成したのでした。
よく「○○が好きな人に悪い人はいない!」という人がいますが、私はアレは嘘だと思っています。どんな所にも悪い人はいます。特に特撮は主にヒーローが題材になることがほとんどなので「ヒーローが好きな人に悪い人はおらんやろ・・・」と思われがちですが、残念ながら邪悪な人は確実にいます。というか特撮オタはむしろ邪悪な人ばっか(この話はここまでだ
少し話がそれましたが、要するに何が言いたいかというと、同じものが好きでも分かり合えないことはあるし、むしろ好きだからこそ些細な違いが気になって反発してしまうことがあるよねってことです。SNSではそういう時は粘着せずにスパッと縁を切った方が良いと個人的には思っていますが、リアルでの付き合いは中々そうもいきませんよね。でも「あいつは気に入らないけどあの部分は凄いな・・・」って思うこともあると思います。全てを否定するのではなく、違いを認めて受け入れる、そういったことも我々は忘れがちですが大事なことではないでしょうか。これ何の話だ?

④厄介オタクは滅びろ

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これはコミックス1巻の山場に関わる話なのであんまり詳しく説明はせずざっくり言いますが、ある日顧問の先生から突然廃部を言い渡されます。当然反発するみんなですが、そこであかねちゃんに言われたのが上記の「お前は本当に特撮が好きなのかな?」です。
公式の紹介文でもあった通り、特撮研の四人は割と厄介オタです。しかしこの先生はさらにそれを煮詰めて凝縮した厄介オタです。嫌だ関わりたくない。そもそも厄介オタは厄介と付いている通り基本的に害悪な存在です。何をもって厄介とするかは知りませんが、何となく自己完結して引きこもっているオタクは厄介とは違うような気がします。厄介とは、他人にちょっかいを出して悪影響を及ぼす人を厄介と言うのではないでしょうか。
これはオタク以前の人としての根本的な部分に関わることだと思いますが、他人に対して「こうしたほうがいいよ」「ああしたほうがいいよ」と言いたい人はいると思います。別にそれは悪いことではないと思いますが、行きすぎると「こうしなきゃ駄目だよ」「そんなことしちゃ駄目だよ」となってしまいます。
オタクなら一つや二つはこだわりがあると思います。いや、もしかしたら「オタクならこだわりを持つべき」というのも固定観念かもしれません。オタク、ひいては人としてのあり方は千差万別で自由であって良いと思います。結論が上と一緒になってしまいますが、違いを認めて生きていきましょう。これから厄介オタクにならないために。既に厄介オタクな人は手遅れです、諦めて下さい、御愁傷様です。

以上です。
いかがだったでしょうか?
特撮に興味が無い人でも、何かのオタクなら是非読んでみるべきだと思います。
私はオタクじゃない?何できらら読んでるんです?(きらら読んでる人はみんなオタクという偏見)
それはそれとして、コミックス1巻は3/25発売です。こちらもよろしくお願いします。

それではまたどこかで会う日まで。
さようなら。