アニメぼっち・ざ・ろっく!#6「八景」感想

はじめましてこんにちは。

よく来たな。

私の名前はモサ。

しがないきらら好きだ。

 

みんなはお酒を飲みますか?私は飲み会とかでしか飲みません。だって飲むと頭がボーッとなってゲーム出来なくなるからね。お酒は純粋に味が好きで飲んでいる人もいるでしょうが、嫌なことを忘れたくて飲んでいる人もいると思います。お酒は広く括れば毒の一種ですので、後者の飲み方をしてる人は何か別の趣味とかを探した方が良いかもしれませんよ。

それでは、今回も行ってみましょう。

 

○今回のアニメ化の範囲

原作10話、(14話)

 

 

○今回の見所

・廣井さん

今回は作中屈指のヤバいキャラ、廣井さんの登場回でした。個人的には割と汚い声をイメージしてたのですが、アニメは結構可愛い声でしたね(CV千本木彩花さん)。

廣井さんは今回の話のように、今後もぼっちちゃんが悩んでいる時にそっと背中を押してくれる素晴らしい人なんですよ。ただ、アル中で金欠でベーシストなので、人格的に素晴らしいと言えるかどうかがかなり悩ましいところですが(この世界のベーシストは漏れなく変人)。

改めてアニメの廣井さんのデザインを見てみると、原作よりもかなりシンプルになっているように思います。というか原作の廣井さんは手にタトゥーはあるわ服に格好良い柄が入ってるわでかなり攻めたデザインです。アニメで線が多いのはギルティなのでそこは調整されたのかもしれませんね。なお、廣井さんが使っているバチみたいなのはバチ型のピックであってバチそのものではありません。

あと、アニメ観ていて思ったのが、ジャケット脱いで薄着一枚になった時、なんの下着の線も見えていなかったので、もしかして何も付けておられない……?となりました。別の意味で警察に捕まっちゃうよ(捕まりはしねーよ)。

 

・ファン1号さん2号さん

廣井さんの登場回は同時にファン1号さん2号さんの登場回でもあります。ちなみにこの二人は今後もちょくちょく出番が有り、一度話のメインでガッツリ絡むこともあるので決してモブではないのですが、名前を出すタイミングが無かったので今のところも名前は不明でファン1号2号のままです。

この二人、普通にファンにとどめておくのは勿体無いくらい可愛いですね。金沢八景の花火大会に来ていたということは恐らく地元もそっちの方だと思うのですが、それでも下北沢のライブハウスまで足繁く通ってくれるとても良い人たちです。ぼっちちゃんは本当に良いファンに巡り会えました。

 

・作画育成監督

スタッフロールを見ていて、ん?、となったのが、作画育成監督という項目でした。少し調べてみたら、CloverWorksには少し前からそういった役職の人がいるみたいですね。

 

 

CloverWorksは最近ヒット作を次々と手掛けていますが、社内の人材の育成にも力を入れているようで中々ホワイト寄りのようですね。アニメ業界は未だ職人気質な部分が残っていて問題も多いのですが……それはここで語ることではないのでこの話はここまでです。

 

○今回の原作との相違点

・前回のあらすじ

前回のあらすじ、何も間違ったことは言ってないのですが、全て新規描きおろしの絵をお出ししてきたので、あらすじとは……?となる。ちなみにこれを喋っているギタ男くんの声はぼっちちゃんと同じく青山吉能さんのようです。だってギタ男くんはぼっちちゃんのイマジナリーフレンドだからね。

 

・ちち、はは

原作者も監督も知らない演出。

 

 

 

・8/14

ライブの日程ですが、原作では8/24だったのがアニメでは8/14になっています。江ノ島回をやるならライブを少し早めた方がいいということなのかな……?

 

・フライヤー

ぼっちちゃんお手製のフライヤー、絵が原作はぼっ立ちでしたが、アニメではアー写の構図を模されています。ぼっちちゃんは絵があんまり上手くないんだよね……

 

新宝島

ぼっちちゃんの妄想の中でみんながノリノリで踊っていたのは新宝島のMVのオマージュです(新宝島のオマージュ自体は原作の扉絵でも有り)。なお、新宝島自体もドリフのオマージュなので、歴史が積み重なっています。

 

・見せて見せて

ぼっちちゃんが廣井さんにギターを見せる場面、ぼっちちゃんの妄想部分はアニオリです。まぁ普通はこんな酔っぱらいにギター見せたくないよね。

 

・場面転換

原作ではぼっちちゃんと廣井さんがいたのは最初から駅の近くでしたが、アニメでは最初は神社→ベースを取りに行って駅前に移動という形でした。まぁ最初から駅にいたら普通に警察呼ばれるかもしれん。

 

・ダブル太陽

廣井さんが言っていたダブル太陽、意味は「寝ていない」「夜も明るい場所にいた」みたいな感じのようです。

 

・幸せスパイラル

言ってること自体は原作にもあるのですが、絵面がどう見てもTwitterでよく見るアレでした。ちなみにスパイラルの方は元は薬物依存の悪循環で、公的機関が出したちゃんとしたものだったりします。

 

・酒に溺れるぼっちちゃん

おおよその内容は同じなのですが、ふたりちゃんに子供がいること、写真を見て涙するのはアニオリです。辛いぞ。

 

・そういう趣味は

廣井さんがジャケットを脱いだ時、ぼっちちゃんは少し顔を赤らめていましたが、「えっあっ私そういう趣味は……!」という台詞が無くなっていました。ぼっちちゃんノンケ説が揺らいだということで業界が騒然となったとかならなかったとか(何の業界だよ)。

 

・バキバキスマホ

廣井さんの使ってたスマホがバキバキなのはアニオリです。廣井さんらしさがでていますね。どうでもいいですけどバキバキになってもスマホを変えない人って金が無い以外に面倒臭いってのもあるんですかね……?(危なくない?)ちなみにこのスマホは後に壮絶な末路を辿ります。

 

・学校では?

虹夏ちゃんたち3人がぼっちちゃんの学校の様子を話すのは、内容自体は原作14話にあるものなのですが、アニメではこの話の中に入れられました。単純に3人の会話シーンを増やしたかっただけかもしれない。

 

・グル目

原作では廣井さんは開眼するとグルグルの目になっているのですが、アニメでは普通の目でした。怖いもんね。

 

・補導

廣井さんが警察慣れしすぎている。

 

・知っている

廣井さんが「知ってるライブハウスだし〜」と言っているのはアニオリです。まぁ確かに知ってるというレベルじゃないんだよな。

 

・花火

特徴的な形の遊園地が見えたのは八景島シーパラダイスでしょうか。

 

以上です。

いかがだったでしょうか?

今回の話はぼっちちゃんが結束バンドのメンバーから離れて単独で行動するという珍しいパターンだったのですが、それ故にぼっちちゃんが心の声じゃなくでちゃんと自分の口で会話している場面が凄く多い回でもあるんですよね。もしかしたら結束バンドに入る前だったらあっえっうっしか言えなかったかもしれません。こんなところでもぼっちちゃんの成長が見れますね。

 

それでは、またどこかで会う日まで。

さようなら。